その⑩*県内初の少年駅伝大会スタート
10回目にしてはじめてのローカルな話題を。
1986(昭61)年10月、県内ではじめての小学生の駅伝大会『大沢野少年駅伝大会』がスタートしました。
一度も休むことなく毎年行われ、今年10月で32回目の開催となります。
昭和61年10月、池崎和頼氏(県教育委員会派遣スポーツ主事)の働きかけにより、県下では始めての少年駅伝大会が開催され、子供たちに走る喜びと夢を与えたこと、そして「駅伝の町、大沢野」の発展と定着への推進力となった。
(大沢野町陸上競技協会記念誌「二十年史」より)
大沢野中学校の陸上部、駅伝部は、昔から名門ということは有名ですよね。
そのわけは、優れた指導者(記念誌より)野口先生、だけの力ではなかったようです。
まず、大沢野町には戦前から青年団の活動としての陸上大会があり、
戦後の昭和22年に新しい青年団が再結成され、同年、第1回上新川郡連合青年団陸上競技大会が富山中学校(現富山高校)のグラウンドにおいて開催。
ちなみにこの頃、ちゃんと全国大会がありまして、なんと!100mの県代表は、元大沢野中学校校長の田上剛先生だったんだそうですよ。
私たちの生まれるずっと前から、この地に陸上競技の普及と競技レベルの向上を、いろいろな方々がご尽力され、
昭和39年に『大沢野町内一周駅伝大会』がはじまりました。
町駅伝としては県下においても最も古い伝統を誇る大会で、長いあいだ県駅伝郡代表の多くは大沢野町の選手、成果は顕著に現れていました。
現在の毎年恒例11月3日(祝)大沢野駅伝大会に至るまで、交通事情の変化によりルートが幾度も改定され、中学生チームも参加可能になり、さらに盛り上がりをみせています。
地域単位での出場がメインなので、同窓生でも走っておられる方、いらっしゃいますね^^
これからも応援させていただきます!
昭和57年に大沢野陸上クラブ発足、昭和58年に大沢野陸上競技協会発足、
昭和60年に野口先生と協会の方との運命的な出会い、
そして私たちが中学3年だった昭和61年、富山県ではじめての子ども駅伝大会、
『大沢野少年駅伝』がスタートしたんですね。
当時の沢中陸上部は部員100名を超えていたそうで、全盛期の真っ只中でしたね。
いまでも大沢野中学校体育大会のプログラムには、この時代前後の各競技の記録保持者の名前が残ってたりします。
ああ、なんて素晴らしい大沢野。
なんで私は陸上をしなかったんだろう。
ま、向き不向きというものがあるからね。
大沢野と大沢野中学校が誇らしく思えた、その⑩*県内初の少年駅伝大会スタートと、それにまつわる大沢野の陸上の歴史でした。
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