その①*人生で一度のハレー彗星
ハレー彗星!
私たちが中学を卒業した年には、いろいろなことあったのですが、
なかでも世界中がざわざわした出来事は、4月11日に76年ぶりに地球に最接近したハレー彗星ではないでしょうか。
そういえば、星なんか日頃まったく見ないのに、父がおもちゃみたいな望遠鏡を買ってきていましたな。 あれはどこへいったやら。
結局、おもちゃ望遠鏡では月ぐらいしかまともに見れなくて、テレビでハレー彗星を嫌というほどみたような^^;
ちゃんとした話も少々。
ハレー彗星は76年周期なので、がんばっても一生に一度しか見られない彗星なのですが、
この星を周期彗星だと明らかにしたのは、イギリスの天文学者エドモンド・ハレー(1656年~1742年)という人で、その功績によりこの彗星に彼の名前が付けられたのだそうです。
1705年にハレーさんは、次にハレー彗星がやってくるのは1758年だと予言しました。
けれども残念ながら彼はこの回帰を見ることなく84歳で亡くなりました。
そして、ドイツのアマチュア天文家のヨハン・ゲオルク・パリッチュがこの彗星を発見し、ハレーの予言が正しかったことを証明しました。
天文というのは、ながーいロマンですね。
これを書くにあたり調べていましたら、衝撃の事実が。
私たちが中学三年だったときのハレー彗星は、過去にない明るさ不足で、観測には不向きだったそうな・・・。
その中でも明るめだった時期は北半球ではもう見えなくて、どうしても見たかったマニアの方々は、南半球まで観測しに行ったそうです。
一生に一度のハレー彗星が暗かっただなんて。
ちなみに次回のハレー彗星の回帰は、2061年。
44年後、89歳、あら、同窓生の中に二度目を見られる人いそうですよね^^
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